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DUBSTEPです。執筆当時に流行っていたダブステップ専門の音源紹介本を購入しました。こういうディスク本って時々欲しくなりませんか?ということで、感想を書かせていただきます。

ダブステップ・ディスクガイドとは

以下 Amazon に掲載されている文言から引用します。

ダブ・ステップ(英語:dubstep)は2000年代前半にイギリス、ロンドンで誕生したエレクトロニック・ダンス・ミュージックの一種。
非常に太いベース音と、リバーブのかかったドラムパターン、細切れにされたサンプル音、時折挿入されるボーカルなどを特徴とする。
本書は、文字通り、ダブステップ音楽の名盤をチョイスしたガイドブック。UKのストリート発、最新のクラブミュージックという点を強調しつつ、
隣接する音楽(テクノ/ドラムンベース/レゲエ/ダブ/UKガラージなど)からの視点からでも楽しめる。
ディスクレビューのみならず周辺文化すべてを写真付きで幅広く扱う。

時々見かける、特定のジャンルやカルチャーにフォーカスした音源紹介本ですね。その DUBSTEP バージョンです。

元々ダブステップ本があったら読んでみたいなくらいには思っていまして、発売されたらホイホイと買ってしまいました。笑

ダブステップ・ディスクガイド

感想

ネタバレしない程度に感想を紹介します。

得にくい情報がまとまっている

私自身、この手の音楽は Skrillex 辺りから入ったのですが、興味が出てくると例によってアンダーグラウンドな方向に惹かれていく。

ただ、この辺のダブステップ界隈(というか、UK方面のアンダーグラウンドなクラブミュージック)は、自分にとってはイマイチ情報源が掴み難く、掘り下げにくいものでした。

アンダーグラウンドなクラブカルチャーから来ているものですから、現場に足を運んで、当事者たちと関わって、、という風にしていかないとなかなか良い情報にたどり着けない類のものが体系的にまとまっているのは非常にありがたいですね。

カルチャーへのフォーカス度が強め

本書の内容はというと、シーン成り立ちの歴史や重要人物のインタビューなんかを交えながら、サブジャンルごとに重要盤を紹介していく感じになっています。

あくまでシーンにしっかり焦点を当てているような感じで、こちらではなかなか入手困難そうなディスクまでしっかり紹介されていて、何というか、向こうの「リアル」を伝えようとしてくれている感じが面白いです。

日本でも流通してる有名どころくらいはさすがに自分で押さえられていたらしいこともわかりました。

その他

そういった、入手が容易でなさそうな重要版をどこで入手できるかが書いてあると尚良かったですかね。そもそも日本に流通してない可能性もありますが…。

他には、コーヒーブレイク的に所々で面白いウンチクなどが載っていて、ダブステップの標準的なBPMが140なのは、当時の FL Studio の初期設定からきてるとか、そんな小話があったりして、 FL Studio 使いとしてはなんか嬉しくなったりしました(笑)割とどうでも良いですね(笑)

まとめ

ダブステップ, Dubstep , DUB STEP … 本書が発売された当時は一部界隈では非常に流行っていたジャンルの音楽だと思います。

Sinicwire で扱っているサンプルパックなんかも一時期ダブステップ系ばかりになっていましたよね。Massive のプリセットとか…。

2013年頃をピークに、その後ほどなくして一気に失速して名前も見なくなりましたが、本記事をリライトした2019年時点では、また少し息を吹き返してきたのか時々見かけるようになってきた印象です。

2010年代前半は、比較的色々な音楽が出ては消えてを繰り返していた時代だったように思いますが、ダブステップはその中でも大きな波を作り出したジャンルでしたね。

さて本書、結論としては少しマニアックな本ではありますが、好きな人にとっては重要な参考書になるのではないかと思いますし、カルチャーを追っかけるのが好きな人にとっても面白い書籍だと思います。

今となっては少し古いですが、結構貴重な存在の書籍に思います。興味がある方は手に取ってみてはいかがでしょうか。

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