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フリーのドラム音源、「Shino Drums」を使った、モダンラウド・メタル系のスネアの音作りを紹介します。私が発表している楽曲で使用しているセッティングになりますが、ドラムの音について高評価を頂くことが時々あったため、今回紹介します。Shino Drumsの荒っぽい質感を活かした音作りになりますが、是非参考にして頂ければと思います。

バスドラム編はこちら

▶【フリードラム音源】Shino Drumsでモダンラウドな音を作る -バスドラム編-

Shino Drumsの魅力についてはこちらの記事に書いています。

▶ドラム音源は、フリーのShino Drumsが最高な件

配布元はこちら。

http://shinoatarubasho.wixsite.com/shinodrums

それではいってみましょう。

参考音源

チャンネルストリップ(メイン処理)

WavesのSSL G Channelを用いて、コンプとEQの処理をしていきます。

バスドラム同様こちらもGチャンネルであることが肝でした。Eチャンネルだと全然違う音になる。

プリセット「Snare Drum」をベースに下記キャプチャのようなセッティングにしています。

コンプ2,3段目

スネアに2段掛けするととてもとても気持ちの良いコンプレッサーがありまして、Plugin Alliance Vertigo VSC-2というものなのですが。

こいつを説明書で推奨されている通りな感じのセッティングでサクッと2段掛けしてやると非常にいい感じになります。尊い。


2段目EQ

最終的な音色の追い込みをします。

キャプチャの通りOzone使ってますがOzoneである必要は特にないはず。

結構色々やっているので順に説明していきます。

① 100hz以下をローカット。音作りというよりはミキシング処理ですね。

② スネア低域の肝となる200hz付近をブースト

③ パーカッション全般で不要になりがちな400hz付近をカット

④ 1khz付近をちょいカット。Shino Drumsはここに特徴的なピークがあって、独特のカンカンするスネアの音になってます。私のセッティングではややその質感を残しつつカットしています。

⑤⑦ 高域の目立たせたいところをブースト

⑧ 超高域をカット。前段のSSLで超高域をシェルビングブーストしているのですが、それによってホワイトノイズ的な残響が目立つようになるのでそこをカットしています。

トランジェントシェーパー

上記EQの⑧で対応している、目立ってきてしまったホワイトノイズ残響の処理をトランジェントシェーパーでもう少し追い込んでいます。

NIのTransient Masterで、Sustainを少し削っているだけですが、これだけで結構違ってきます。

以上がShino Drumsを使用したスネアの音作りになります。

まとめ

バスドラムの音作りははほぼWavesで固めていますが、スネアに関してはVSC-2による気持ちよさが大きいかなと感じます。

今回紹介した音はShino Drumsの荒っぽい質感を利用しているため、近年のポストハードコアのような超作り込まれたゴリゴリなモダン系の音ではなく、もう少しパンキッシュな音ではありますが、それこそが私が狙っていた音です。

この質感はなかなか他のドラム音源では得られないですね。

バスドラ編と合わせて参考になれば幸いです。

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