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Brainworx製のSSLバスコンププラグイン、bx_touwhouseのレビューをさせて頂きます。SSLのバスコンプというと、WavesのSSL G Master Buss Compressorが浮かびますが、より新しい時代の高品質な製品がこちらのbx_tonwhouseです。比較しつつ紹介していきます。

bx_townhouseとは

タウンハウススタジオというところにある1978年製の SSL 4000 B コンソールのバスコンプレッサー部分を、Brainworx がプラグイン化したものです。

4000 B は名機 SSL コンソール系の初代のものですね。

そんなビンテージ機材(のモデリングですが)が一般人が現実的な価格で購入して使えるというのは、まさに時代の賜物かなと思います。

SSL のバスコンプは Glue Compressor などと言われます。

Glue というのは接着という意味で、つまりはバストラックに挿して複数のトラックを接着させる=まとめ上げる際に使うものになります。

機能が増えている

bx_townhouse は、オリジナルの SSL 4000 B Glue Compressor にはない機能が追加されています。

古い機材のエミュレートでも新しい機能を盛り込んでしまうという、プラグインだからこそ出来る特権ですね。

追加されている機能は以下。

  • サイドチェイン
  • エフェクトの Dry / Wet
  • アナログノイズシミュレーター
  • Headroom(恐らく質感付加系)

サイドチェイン機能、Dry/Wet機能、アナログノイズシミュレーター、それから機材の質感の付加具合をコントロールするっぽい Headroom というパラメータが追加されています。

ハイパスサイドチェインが使えるようになったのは個人的にかなり大きいです。

Wavesの G Master Buss Compressor はこれが無いために使いたくても使えない状況が結構ありました。(元の SSL 自体にそんな機能はありませんが…笑)

Headroomをゴリゴリに下げて極端に音を変えたものをパラレルコンプとかしても面白そうですね。

音質が素晴らしい

bx_townhouse、結論から言いますと音はとてもとても良い感じです。

Glue Comp というだけあって、バストラックに掛けると統一感やまとまりが綺麗に出ます。

とても綺麗にまとまってくれて、Wavesの味付け濃いめなモチッとした感じとはまた違った、上品かつ上質な感じがとても良いです。

バスコンププラグインにありがちなのっぺりする感じもなく、まとまりつつも立体感や奥行きのある音になりました。ここは新しい製品ゆえの高解像度感を感じるポイントですね。

トランジェントも潰れることがなくしっかり立っていて、シャキッとする印象です。(固い音になるようなニュアンスではないです)

Waves G Master Buss Compressor は10年以上前の古いプラグインなので比べるのが酷なのは承知ですが、同じコンセプト(モデル)の製品でも素人でもはっきりわかる程に違うものですね。

(※Wavesの製品も全然良いですよ。10年前のデジタル製品でありながら未だに購入する価値があるのはとてつもないことです)

まとめ

バスコンプってなかなかしっくりくるものがなくて困る時も多かったのですが、bx_townhouse は本当に良い感じで、買ってよかったです。

アナログ系の音の豊かさとデジタルの便利さが融合した時代の賜物です。

ミックス系のプラグインって正直なところ素人には沼でしかないので、最近は変に買い込まないようにと思っていたのですが、やはり良いものを買うとモチベーションが上がります。

バスコンプを検討している方には、真っ先に上がるおすすめ候補として、bx_townhouse 推せます。

商品情報

Plugin Alliance 公式サイトで入手可能です。

定価は $299 ですが、Plugin Alliance 恒例の爆セールで凄く安くなる場合がありますので、そこを狙って購入することをおすすめします。私は $29 で購入しましたよ。

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