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作曲のインスピレーションが欲しい時、みなさんはどんな手段をとるでしょうか?いくつかある、又はないという方もいらっしゃるかもしれませんが、私がインスピレーションを求めるものの一つとして、TVゲームがあります。なかでもこれは、というものが幾つかあるので紹介します。

なぜTVゲームなのか

きっかけは、いつだかにマリオをサンプリングしたヒップホップの曲を聴いたことです。

うろ覚えですが多分これ。(いくつかあるみたいなので違うかもしれません)

ゲームの曲をサンプリングするという発想がすごく面白いなと思って、それ以来、イケてるBGMを求めて時たまゲームをやるようになりました。

なかなか社会人にもなるとじっくりはやれないですけどね…

当初は、サンプリングネタ探しという意味合いが強かったのですが、やっていくうちに、ゲームの世界観そのものが作品作りのためのインスピレーションになり得る、ということに気づきました。

その後自分でもゲームBGMをサンプリングした曲を作ったり、ゲームの世界観から着想を得て曲を作ったりということが出来ましたので、ゲームは時々時間が出来たらやるべきもの、という位置づけになりました。

ゲームはクリエイティブの塊

作品の世界観を盛り上げる音楽は勿論、ストーリー、グラフィック、演出などなど、ゲームは高いクリエイティブの集合体であると捉えています。そういった目線でプレイすることで色々と学べること、感じられることが、ただ遊ぶより色々あってよいです。

特に古いゲームについては、限られたスペックの中で色々と工夫を凝らして表現をしていることもあってか、感性を刺激されるものが多いように思います。

前置きが長くなりましたが、私がインスピレーションを得るためによくやるゲームをご紹介します。

レーシングラグーン

PS1後期にスクウェアから発売されたレースゲームハイスピード・ドライヴィング・RPG。(RPGのバトルフェーズがレースになった感じです)

微妙な完成度と斜め上な方向に作り込んだ世界観でバカゲーと称され、一部のマニアにのみ人気な、そんな感じのゲームなのですが…

やたら「……」が多いポエムに代表される大量の謎テキスト、ロボットみたいなキャラ造形、どんなパーツでも自由に組み合わせられるゲームシステムなどでとにかくシュールではあるのですが、横浜を舞台に走り屋の伝説とその裏で渦巻く陰謀を描いたダークな世界観は、シュールさによりかえってとっつきやすいことも相まって非常に没入感があり、プレイしているととてもインスピレーションを掻き立てられる作品です。

BGMは洗練されたフュージョン系で質が高く、サントラはオークションでプレミア価格が付いているみたいです。ジャンル的に直接サンプリングはしにくいですがとても好きなBGMです。

こういうバカゲーってこの時代ならではな気がします。世紀末感みたいな。人を選ぶゲームですが頭文字Dなど好きであればやってみる価値ありです。

トラックをカモって車体を奪いGTRのエンジンと組み合わせて…とかここだけでもかなり楽しいっす

ファイナルファンタジー(初期)

Ⅵまでですね。というかⅥ推し。一般的に人気だったⅦ、Ⅷはなんか3Dに馴染めなかったのですが、初期のドットものが好きです。

2Dのドット絵、チップチューンの世界はまさに、制限された中での創意工夫といった感じで、やはりFFやドラクエは初期の頃からクオリティが高いですが、個人的にはFFの方がインスピレーションが刺激されます。FFの方が、クサいですよね。ゲーム自体はDQも同じくらい良いと思いますが、ことインスピレーションにおいてはFFのわかりやすくも絶妙にクサい感じが良い。

スーファミのマイルドなチップチューンはサンプリングもしやすいです。

新・女神転生

東京を舞台にしたダークで退廃的な世界観が良いです。小学生のころリアルタイムでやってたら怖くて出来なかっただろうな…と思う程度にはダークです。

なかなか難易度が高くてやり込めていないのですが…退廃的な雰囲気のエッセンスだけでも吸収したいと思い時々手を付ける作品。そしてゲームオーバーへ。。(エンカウントが連鎖するのやめてくれ)

ペルソナ3、4

上記女神転生の派生シリーズですが、世界観は打って変わってポップで親しみやすい感じ(3はまだ多少ダークさが残ってます)

ありがちな青春学園モノのアニメ作品みたいな方向性にはなっていますが、音楽がやたらオシャレです。なんでこんなオシャレなんだろうってくらいオシャレです。3の学生寮のBGMがJazzy HipHopだったりとか。もうそれだけで気分がウキウキしてくるくらいBGMがオシャレで、それだけでやる価値ありです。

ゲーム自体もヒット作だけあってやりやすいですね。完成度は4が上回っていると思いますが、個人的には3の方が(特に音楽が)好きです。

5が出ているので機会があったらそちらもやりたいと思います。

LSD

これに関しては、自分自身は実はあまりハマらなかったものの、刺さる人にはインスピレーションの宝庫なのではないかと感じるので紹介します。

タイトルも随分ストレートですが、ラリった世界をひたすら彷徨うゲームです。PS1の荒いポリゴンも相まって世界観はまさしく電子ドラッグ。よくこんなものリリースできたな…90年代恐ろしや。

音楽はなんとテクノの巨匠Ken Ishiiが関わっていたりします。

多分もう入手困難とは思いますが、興味のある方は是非掘ってみて欲しいゲームです。

さいごに

いかがでしたでしょうか。なかなか変なセレクトでしょう。笑

有名なもの、そうでないもの、ありますが、そこは関係なしに自分にとってハマる作品に出合うと、時々プレイしてインスピレーションを得ることが出来るかなと思います。

また第2弾、第3弾とご紹介していけたらなと思っています。読んでいただきありがとうございました。