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先日知人から、処方された咳止め薬を服用したら音程がおかしく聴こえるようになったとの話を伺いました。どうやら「フラベリック錠」という薬の副作用として、このような症状が発生し得る模様。ということで詳しく調べてみました。

フラベリック錠とは

フラベリック錠(一般名:ベンプロペリンリン酸塩)とは、病院に行くと咳止めなどで処方される医療用医薬品です。

いくつかのサイトを調べた感じですが、効能としては、咳を引き起こす咳中枢や気管支や肺などに作用して咳などの呼吸器症状を抑える、的な感じですね。

要は咳止め薬として広く処方されている薬のようです。病院にかかって咳が出るといえば高確率で処方されるものと思われます。

音が半音下がって聴こえる

で、問題の件であるこちら。薬には何かしら副作用がつきものなのでしょうか。

こちらのサイト様に記載されていた副作用は以下。

主な副作用
口内乾燥、眠気、腹痛、眩暈、食欲不振、胸やけ、過敏症、発疹、倦怠感、聴覚異常、音感変化

聴覚異常、音感変化とありますね。これはどういうことなのでしょうか。

Twitterで検索したらこの件でバズっている方がいらっしゃいましたので、当該ツイートを引用させて頂きます。

副作用で、生活音も音楽も全て半音下がって聴こえるとのこと。なるほど、私が伺った話と一緒ですね。

その他検索を掛けてみた感じでも同じ内容を複数見つけましたので、このような事が起こり得るという事自体は間違いないでしょう。

そして、あくまで副作用ですし個人差もあり、正確に半音下がるとも限りませんよね。左右で違う感じで中途半端にピッチがずれたりしたらなかなか辛そうですね…。

音楽関係者は要注意

ということなので、上記の症状が発生してしまうと、音楽を聴くことも、プレイすることも、結構厳しくなってしまいそうですね。音楽関係者(ファンを含む)は要注意系だと思います。

実際私が話を聞いた相手も、ライブに行ったら最悪だったのことで…とりあえず乙。

参考を探していたらTwitterにこんなツイートもありました。プロの方でもメタメタだそうです。


ちなみに、一度発生すると数日は症状が続くそうなので、特に音楽を仕事にしている方だと色々と支障が出そうです。

まとめ

ということで聞いた話と調べた話でまとめてみましたが、音程が半音程度下がって聴こえる副作用を持つ薬、しかも広く一般的に用いられているっぽい、ということで地味に厄介な案件ですね。

とりあえず音楽関係者はフラベリック錠を処方されても服用しない方が良さそうです。

もし、咳が辛くて病院に行った場合も、副作用が出たら困る件を医者に話して、違う咳止め薬を処方してもらうなどした方が良いでしょうね。

おまけ:咳止めでピッチがズレるといえば

Chopped & Screwed が頭をよぎります。

Chopped & Screwedとは、咳止め薬に含まれるコデインがキマった時の雰囲気を音楽で再現しようとしたHipHopの1ジャンルです。

ピッチを下げてゆっくりにして重ねて、今でいうところのVaporwaveに近い手法に感じますね。(発祥やイメージソースは全然違うとは思いますが。)確かに良い感じの陶酔感がありますね。

発案者のDJ Screwは「咳止めシロップパーティ」的なものをよくやっており、結果的にコデイン中毒で亡くなった模様。

こちらのサイト様を見ると、フラベリック錠について以下のような記載がありますが、大丈夫なのでしょうか?大量に服用しなければ危険性はないのかな。

ベンプロペリンリン酸塩は、イヌ及びペントバルビタール麻酔ネコの気管支分岐部の機械的刺激による咳反射を抑制する。この抑制効果はリン酸コデインと同等ないしそれ以上である)。

記載内容について

著者は医学に関して詳しい知識はありません。

本記事については上述の通り、ネットに存在する複数のエントリーと個人の経験談を根拠とする内容になりますので、あくまで参考程度に読んでいただければと思います。

参考

http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2229007F1042_2_02/
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00055577
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/22/2229007F1042.html
http://www.rad-ar.or.jp/siori/print.cgi?n=13664
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00055577.pdf