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ギターやベースをDAWにレコーディングする際、少しでも良い音で録りたいですよね。手っ取り早いのは良い機材を用いて良い演奏をすることですが、今ある条件の中で少しでも良くするために出来ることとは何でしょうか?今回はそれをご紹介します。

ケーブルを短くする

シールドケーブルによる音質変化は基本的に劣化方向です。

音の良いケーブルというのは、劣化が少ないか、劣化のさせ方がうまいかという感じ。

よってケーブルは少しでも短い方が劣化が少なくなります。

良いケーブルでも、6m、7mといったものよりは、1m、2mの方が良いです。

長いものはライブ用と割り切って、REC用の短いシールドを持っておくと良いと思います。

もし新しく買うなら、私が以前やってもらったエンジニアさんが使用していたオヤイデの PA-02 かなり良かったのでおすすめです。

ストンプチューナーは繋がない

同様に、足元で操作するストンプ型のチューナーを使っている場合は外しましょう。

もしくは並列に繋ぐでもOKです。

ライブ等もこなす人ですといつものセッティングという事で何気なしに繋いでいたりしますが(私です)、録音される波形にとっては、通過する必要のない余計な回路でしかありません。

ライブだとキルスイッチとしても凄く便利なんですけどねー。

レイテンシーを減らす

レイテンシーを減らすことで、演奏のクオリティを上げられるかと思います。

時間差が発生しているのを気にせずに、ないしそれに合わせて弾いていると、録音される波形はどうしても走り気味になります。

そして、ソフト音源などはそれ自体に若干のレイテンシーが発生しているものがあったりします。(というか大体ある)

つまりこれらが合わさるとグルーヴがイケてないことになりがちです。

そこに気を付けて弾くという手もありますが、極力レイテンシーを減らして自然な状態で良い録音物が録れる方が、良いものが出来るはずです。

録音物は記録されるとはいえ生モノですからね。

レイテンシーを減らすためには、一緒に動いているソフト音源やプラグインを止める、掛け録りやモニタリング用のアンプシミュレーター等をハードにする、などしてCPUのリソースを空けてやる必要があります。

Bias Mini 欲しいですね…。

CPU負荷には要注意

かといって、CPU負荷ギリギリまでレイテンシーを減らした設定での録音はややリスキーです。

録音中にフリーズしたり、録り音にプチノイズが乗ったりしやすくなります。

CPUリソースにも多少の余裕は必要ですね。ここは気を付けた方が良いポイントです。

クリップ厳禁、でも大きい音で録る

クリップしてしまうとそれはもう割れ音になってしまいます。アウトです。

ですが、録る際の音量はなるべく大きな音で録った方が良いです。

小さい音で録音して後から音量を上げると、余計なゴミまで持ち上がってしまい汚い音になってしまいます。

それから小さいソースを大きくするというのは、要は拡大コピーなので粗くなってしまうのですね。

拡大コピーについて、画像で極端に書き出して見るとこんな感じです。デジタルデータである以上、これが波形にも適用されるということです。

(いらすとやさん、すみません。。)

プリアンプを噛ます

ギターもですが、特にベースにおいて超有効なのがこれ。

有名どころだとサンズアンプとか、何でもいいんですが(サンズはドンシャリなので嫌う人も多いですが)プリアンプを噛ませてからオーディオインターフェースに繋ぐと録り音がグッと安定して前に出てきます。

場合によっては少し整えるだけで十分使えてしまうほど。

アンプシミュレーターを後から通す場合でもかなり違ってきます。

勿論そのプリアンプの色は付いてしまいますが、何かお気に入りのものを1つ持っていると良いのではないかと思います。

私はもう Boss の BB-1X が手放せないです。

Hi-Zになっているかを確認

自分はたまに忘れてしまうので戒めです。。

オーディオインターフェースのインプットが Hi-Z モードになっているかをしっかり確認しましょう。

インピーダンスというものが関係しており、詳しい話は省略しますが、要は Hi-Z になっている状態がギター・ベースの録音モードとなります。

Hi-Z になっていなくても録音自体は可能ですが音は劣化するので注意が必要です。

※プリアンプの LINE OUT から出力している場合は不要です。

まとめ:録り音は大事

録り音はやはり大事で、素材が良ければ完成品も良くなります。

料理に例えてみるとイメージがつきやすいと思います。

安肉で工夫して美味しいステーキを作ったとしても、高級肉のステーキにはかなわないでしょう。

掛けられる機材費や練習時間など、コストには限りがあるかもしれませんが、録り音を少しでも良い肉に出来るように、細かいところにも気を遣っていきましょう。

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