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バンド活動って、今のご時世的にとても時代錯誤で非効率な活動です。マネタイズを考えたら尚更無理ゲー。気合と根性で命を削って下手したら得られるものは皆無かもしれません。それでも今もバンドのシーンはしっかり存在していて、アンダーグランドに熱いヤツらが沢山いるのも事実。非効率なのに、何故続けるのでしょう。私なりの理由をまとめます。

バンドが非効率な理由

バンド活動が時代錯誤で非効率な理由の根本は、アナログな集団行動に集約されると思います。

それによって以下のような事情が発生するわけですね。

作れるコンテンツ量が少ない

ちょっと練習するのにも、予定を合わせてスタジオを抑えて皆で重い機材を持って集まって、2時間くらいやって6000円とか、そんな感じ。

これだと週1ペースでスタジオに入る(結構頑張ってる方です)とかでも曲が1曲カタチになるのに何ヶ月もかかったりします。

一方今の時代、個人で活動している人なんかは、やろうと思えばネットを使って毎日何かしら発信できるわけですよね。

たとえば個人ブランドだと、ちょっとしたインスタの投稿などでもコンテンツになりますが、この辺もバンドだと集団で1ブランドなのでそうもいかない。

つまり、作れるコンテンツ量が圧倒的に少ないんです。

良くも悪くも情報に溢れすぎている昨今では、どれだけ良いコンテンツを作ってもすぐに埋もれてしまいます。

対策としては時代のスピード感に乗って数を打つことですが、どうしてもそれが出来ないんですよね。

昭和から進化していない

上記のような、バンド活動のこの辺りのアナログな事情は多分30年とか40年とか変わってないはず。

30年といえば平成元年から令和元年です。

その間、時代は大きく変わって情報の処理や伝達に関しては異次元の進化を遂げました。

言わずもがな、時代錯誤ですよね。

逆に言えば、今でも80年代90年代のバンドが現役でヤバいってことですけどね。

チームプレーの難しさ

バンドって集団なのでチームプレーです。小さな組織を動かすことに他なりません。

しかし、仕事の契約でもなければ、その辺に関しては素人の集まりです。

どうしていくかみんなで話し合って決めよう→誰もアジェンダが分からず何も決まらない、とかよくある話。

ましてや趣味の集まりだし、自己主張やこだわりの強い人も多いですから、それぞれの主張がぶつかりカオス化してしまって何も進まないことがかなり多いです。

まあそうなってしまうとぶっちゃけ時間の無駄ですよね…。

それでもやる理由

ここまでボロクソに書きましたが、私は執筆現在もバンド活動を好んで続けています。

それは何故でしょうか。

好きだから

好きなことに、理由はいらないですよね。

はい結論。はい終了。

…だと寂しいので付け加えますが、バンドが好き、バンド活動が好き、ライブが好き、そこにいる仲間が好き…それって十分やる理由になりますよね。

時代がどうであれ、状況がどうであれ、金になろうがならなかろうが、好きなことを思いっきりやることは豊かな人生を歩む上で最も大切なことの1つです。

時代に合わなくても、良いものは良い

本当にバンド音楽が好きな人にとっては、時代とか流行りとか関係ないんです。(ライト層は除く)

先程も書きましたが未だに80年代90年代やそれ以前でも、今聴いてもヤバい作品、ヤバいバンドが沢山ある世界。

ただ商業目的で作られたプロダクトやプロジェクトとは一線を画す魅力や価値がある世界だと思いませんか。

その延長線上にあるものが自らのバンド活動でもあるわけです。

自分が本当に良いと思うものを楽しみ、共有できる、貴重な世界です。

多感な時期に受けた衝撃からは逃れられない

多分、10代の頃にバンドの音楽やシーンに衝撃を受け、興味を持ち、自ら足を突っ込む…。

バンドマンがバンドマンたる所以がそこにあります。

逆に、その時期を通ってこなかった人にとっては、バンドって一生縁のないものだと思います。

30年生きて思うことですが、結局、全てのエネルギーの根源がそこにあるんですよね。

ネバーランド的な発想とはまた違うんですけれども、少なくとも音楽に対する価値観についてはそこでほぼ一生分固まるのだろうなと思います。

バンド活動を続けるか否かはまた別かもしれませんが、年齢が上がっても続けている人のモチベーションの根源としてここはデカいのではないかと感じています。

まとめ

好きなことを思いっきり楽しもう。

これに尽きますね。

正直言って、お金や仕事のことを意識したいなら別のことをやったほうが良いです。

本当に、音楽をやっているというだけでプロを目指していると思われて嫌ですが、釣りやバイクなどと同じく趣味としてゴリゴリ楽しむのが吉です。

チームプレーや人間関係等の面倒臭さもありますが、続けていればいずれ良い仲間に巡り会えます。

なので、生き残るためには細くでも続けることが大切ですね。

良いバンド活動が出来ると人生充実します。断言。

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