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HSPって知ってますか?感性が敏感で、ささいなことに疲れやすかったり、他者の感情に巻き込まれて辛い思いをしやすかったりと、何かと生き難さのある性質ですが、だからこそ適切に対処することが大切です。自分の経験をもとに、対処しながらうまく生きる方法を紹介します。

HSPとは

Highly Sensitive Person の略で、そのまんまですが超センシティブで、周りからの刺激を過度に受け取ってしまう人のことです。

5人に1人くらいは生まれつきこのタイプだそうで、ということは結構いるということですよね。いわゆる繊細な人、みたいなイメージを持たれている人が概ねこれに当てはまるのではないかと思います。

調べていたら、私も完全にこれだな…ということで記事にしました。

特徴と傾向

HSPの特徴や傾向は以下のような感じです。多く当てはまる人はチェックしてみても良いかもしれません。

  • 感受性が強い
  • 音、光、匂いのような刺激に対して敏感
  • 他者の感情や気の影響を受けやすい(怒ってる人など)
  • 気疲れしやすく、体調を崩しやすい
  • 1人の時間が必要
  • 周りの目が無駄に気になることがある
  • 頼まれると断るのが苦手
  • 変に気を遣い過ぎることがある
  • 会話はあまり得意ではないのに、他者の感情が感覚的に分かることが多い

みたいな感じです。研究によると、属性が4つあって頭文字を取って「DOES」と呼ばれているらしいです。(そんなバンドがいましたね)

  • 処理の深さ(Depth of processing)
  • (他の人と比較して容易に起きる)過度な興奮(Over aroused)
  • 感情的反応性・高度な共感性(Emotional reactivity and high empathy)
  • 些細な刺激に対する感受性(Sensitivity to subtle stimuli)

まあ正直言って、社会生活を送るにあたって生き難い体質だと思います。

ですが、特性を分かっていれば、ちゃんと対処が出来ます。

HSPの対処方法はこの3つ

自分の経験を踏まえての結論ですが、押さえておくべきポイントは大きく3つです。

余計な情報をシャットダウン

世の中はノイズだらけです。ただでさえ、普通の人ですら処理しきれない大量の情報に溢れています。

HSPの人は、情報を深堀りする能力が高く、1つの事象に対して様々な可能性を検討することが出来ます。(個人的にはあって良かったと思える能力ですが)

それは、どうでも良い情報に関しても然りです。

また残念なことに、日本という社会は、誰であっても不快感を覚えるような凶悪事件を、平気でお茶の間に垂れ流したりします。

そのようなものは、感受性が強く感情的影響を受けやすいHSPの人は特に強烈に刺激を受けてしまい、心身ともに大変に疲弊する要因となります。

(実家では親父が必ず食事中にニュースを流すのですが何なんだこの時間はとずっと思ってましたね。笑)

つまり、無駄な情報で色々思考が廻ってしまって脳のエネルギーを消費してしまうのを防ぐため、必要な情報だけ得ることを心がけるべきです。

(上記のようなこともあって、私は一人暮らしをして以降一度もテレビを所持したことがありません。まあそうすると今度は悪質なNHKの受信料徴収が来て疲れるんですけどね…)

細かいことを気にしない

特に大切ではない人間には嫌われてもオッケーです。相手がどう思っていようが関係ありません。

…くらいの気持ちで常にいるようにした方が良いです。

非HSPである世の中の8割の人は、相対的にHSPの人から見たら超鈍感です。

自分が気になって気を遣っていることは、相手は1ミリも気にしていなくて気付いてすらいない可能性が高いです。

特に人間関係においては淡泊でもいいので余計な気を遣わないよう心がけた方が良いと思っています。再三になりますが本当に大切な相手以外には嫌われてもオッケーです。

外的刺激に関しては、他の付加価値があったりすればある程度慣れることが出来ると思いますので、やはり極力気にないようにするべきです。(結局一番疲れるのは人です)

私はライブハウスのたばこ臭は慣れました。ライブに夢中になっていれば気にならなくなってきますね。

環境を徹底的に選ぶ

自分にとってストレスや心身の疲労に繋がる要因を極力排除していき、心地の良い環境に身を置く努力をしていくべきです。

これは決して甘えや逃げではありません。

むしろ生まれ持った特性に向き合わず、噛み合わないことを続ける方がよっぽど甘えや逃げになるのではないかと思います。

ポケモンに例えてみる

突然ですがポケモンをやったことはありますでしょうか?

モンスターの種類ごとに固有の種族値というものがあり、更に個体ごとの個体値という値があります。

例えば、素早さが高く、防御力の種族値が低いピカチュウの、更に防御力が弱い個体がいたとします。

この個体にいくら防御力強化のアイテムやトレーニングを用いても伸びしろには限界があります。

それより強みの素早さを活かして立ち回りを考えていった方が活躍できるはずです。というかそうしていかないとポケモンバトルは勝てないです。

現実も同じこと

現実もこれに似ていて、得意なものを伸ばしたり特性を活かすために苦手なものは捨てていってOKです。

HSP的には、住む場所や職場を外的刺激の少ない静かな所にした方が良いでしょう。

関わる相手、意見を聞きいれる相手も選んだほうが良いです。

非HSPで価値観も違う相手はほぼ確実に関わると超疲弊するので、最悪切ってもOKです。(こちらから見て短絡的だなとか、配慮がないなと感じる相手は特にHSPと相性悪いと思います)

冷たいことを言っているようですが、それが結局お互いのためになります。心ない相手だと色々言ってくることもありますが、それこそ情報をシャットダウンしましょう。

そのかわりに信頼できる人を大切にしましょう。

しっかり向き合って対処することが大切

対処方法として、少し残酷や冷たいと思われることも書いていますが、決して誰かが悪者なわけではありません。

なのでそこに罪悪感を持つ必要はないと思いますし、大切なのは現実にきちんと向き合う事です。

ちゃんと向き合えば、必ずしも綺麗事だけでは済まされないのは寧ろ当然です。

特にHSPのような影響を受けやすい人は、強い意志をもって選択をコントロールしていかないと大体悪い方向に流されてしまい、周りを巻き込んで不幸になってしまいやすいように思うので、自分の特性を理解した上で意識的に行動や選択をしていくことが大切だと思います。

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