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USB 3.0 規格に魅力を感じて ZOOM UAC-2 を購入し、2年ほど経ちました。そこそこ使い倒してきたかなと思いますので、レビュー記事を書きたいと思います。

ZOOM UAC-2 とは

ZOOM が発売している USB 3.0 規格対応のコンパクトなオーディオインターフェースです。

Thunderbolt 対応の TAC-2 という製品もありますが、こちらは USB 対応なので UAC なのでしょう。

公式の説明はこちら。

スピード、パワー、サウンド──。最先端のUSB3.0 SuperSpeedインターフェースを採用した『UAC-2』なら、そのどれもがワンランク上のクオリティ。クラス最速2.2msの超低レイテンシ*、バスパワーで余裕の安定動作を実現する最大5V/900mA(USB2.0の1.8倍)の給電能力、原音に忠実なジッターフリーのアシンクロナス伝送、すべての音源をハイレゾにするアップサンプリング機能など、クラス初の高音質テクノロジーを惜しみなく投入。

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2in / 2out で接続は最小限ですが、必要な機能は揃っており、コンパクトで軽く持ち運びにも便利です。

筐体のデザインも結構カッコ良いですよね。メタルケースに、青い光が良い感じ。

実売価格は2万円代前半で、サウンドハウスだと2万円くらい。お財布にも優しめです。

設置イメージ

ウチの設置状況は下記のような感じです。

ここはデスクの下にある台の部分で、隣にラック型の電源モジュールを置いていますが、コンパクトなのでスッキリ収まってくれています。

後ろ側はこんな感じ。必要最低限って感じですね。

低レイテンシー

以前使用していたオーディオインターフェースよりもレイテンシーを下げても安定しています。

後述の通り USB 3.0 による恩恵なのかどうかはわかりませんが、ここは UAC-2 の強みかなと思っています。

ハイスペックPCでなくとも現実的な範囲のレイテンシーで録音ができることや、エフェクト掛け録りもしやすくなることなど、録音時の演奏自体のクオリティの低レイテンシーの恩恵は結構大きいです。

これが2万円台なのはなかなか旨味ありです。

低ノイズ&安定動作

レイテンシーを詰めていく過程と繋がる部分もありますが、UAC-2 に乗り換えてから、録音時のノイズが乗りにくくなりました。

余韻とかも汚くなることがないですね。

電源供給が安定しているからなのかなと感じる部分ではありますが、果たして。

電源供給料が稼げること自体は間違いなく USB 3.0 の優位点ですけどね。特にバスパワー駆動の安定性にはかなり貢献してそう。

マイクプリは良好だが、音はややクセあり

マイクプリは比較的しっかりしている印象で、録音の際の音はまあまあリッチというか、決してチープな録り音ではないです。

価格帯を考慮しても、なかなか検討している方ではないかと。

方向性としては、ギュッとしている感じ。

というのも、音質にはややクセがあって、500hz 付近の中域が少しブーストされているみたいです。

なので、ミドルが前に出て、ギュッとした高密度感のある硬めの音になりやすいです。

しかし、500hz 付近って、音作りやミックスによっては落とす場合もあったり、色付けに結構関わってくる部分だったりなので、ここは賛否あるみたいですね。

私自身もこのことを知らずに購入したのですが、出来ればフラットであってほしかったかなとは思った点でした。

まとめ

Zoom UAC-2 は、USB 3.0 の登場にいち早く対応した製品であり、個人的にはそこに惹かれて購入した部分が大きかったです。

しかしこれより新しい製品になると、逆に USB 2.0 のオーディオインターフェースが多くなっているので、 USB 3.0 による優位点というのは、実はあまりないのかも知れません。

しかし本機がレイテンシーに強く動作安定性が高めであることは間違いないように感じます。

以前使用していた古い Focusrite のオーディオインターフェース(USB 2.0 対応)よりも確実にそこは強いです。

まとめると、軽くコンパクトで持ち運びに便利で筐体のデザインもカッコよく、音の傾向にややクセはあるものの性能的にも十分な本機は、安価なコンパクトオーディオインターフェースを検討する際にかなり有力な選択肢になってくるのではないかと思います。

競合製品すべてを試したことがあるわけではないですが、2万円くらいのオーディオインターフェースとしては UAC-2 はかなり高性能な部類だと思います。

個人的な用途としては、同期演奏(=持ち運び)を考慮する可能性もほぼなくなったので、より音にこだわったもの(=ハイエンド系の製品)に乗り換えようかという欲が出てきています…笑

商品情報

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