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オヤイデのエレキギター用シールド、Force'77G を購入しました。Force'77G とはどんなシールドなのか、そしてシールドでどう音が変わるのかをレビューさせていただきます。

Oyaide Force’77G とは

国産オーディオケーブルメーカーのオヤイデ電気が、ミュージシャン向けの「NEO」ブランドから出している、エレキギター / エレキベース向けのシールドケーブルです。

2010年発売のようですね。ぼちぼち10年選手ですが、この世界では新しい方でしょうか。

NEO ブランドのシールドは何種類か出ていますが、私が Force’77G を選んだ理由としては以下です。

  • フラットで癖の少ない特性らしい
  • 宅録用のため短めのものが欲しい(唯一1.8mがラインナップされている。他は3mから)
  • 公式のブログかTwitterで、ベーシストにも人気という記載を見かけた(ソースは忘れてしまいました)
  • 価格が高すぎない

この前情報の限り、今回私が欲しいシールドの用途をほぼ満たしているなと感じた次第です。

実際使ってみたところ、なるほどなという感じでした。納得感強めです。

何がなるほどなのか、以下、詳しくレビューを書いていきたいと思います。

フラットだけど前に出てくる音

近未来的な外見や商品名とは裏腹?に、出音はクリアでナチュラル(原音に忠実)でフラットな方向性です。

DTM のプラグインエフェクトに例えると、iZotope 系の音に近い印象です。

原音に忠実という特性は個人的には非常にありがたく、シールドによる音質変化まで考慮して音を作り込む苦労から解放されるんですよね。

またシールドによる音質変化って、基本的に劣化の方向です。

つまり原音に忠実ということは劣化が少ないという事になります。

このためか、今まで使っていたシールドに比べて解像度感、押し出し感をしっかりめに感じました。

音がグッと前に出て来る感じがしますね。そして存在感の明瞭な感じ。

特にドンシャリ傾向の Monster Cable と比べると顕著でしたが、ミドルが変に削られないせいか結構なパワー感を感じるほど。

また癖のない特性であるため、ギターベース以外の楽器にも良い感じに使えるみたいですね。

取り回しはイマイチかも

シールド部分は太く固めで、ライブでの取り回しなどはやや不便かも知れません。

私は完全に家用として購入したので特に問題なしですが、それでも柔らかいシールドに比べると若干の煩雑さは感じる部分ですね。

しかし、これが太さの所以でもあるのですが、ケーブルの表面がギザギザの構造になっており、地面との接地面積を減らす事でノイズに強くなっているようです。

(画像は公式から)

この特徴に関しては、寧ろ外用と言えるかも知れませんね。

耐久性は高そうだが、コネクタは緩みやすい

コネクタまわりもオヤイデのオリジナルの設計のようです。

結構ガッシリしていて耐久性が高そうな印象。

今まで Monster Cable の耐久性に泣かされることがあったので(今回の購入のキッカケも実はそれ)この点は期待して使い込みたいですね。

しかし、コネクタの接続部分が回して開閉するタイプ(ネジとかボトルキャップ系)なのですが、ここが結構勝手に回ってしまって緩みやすいのが気になります。。

ここは何かストッパーを付けるなどして改善して欲しい所かなと思いました。

オヤイデユーザーはシールド自作派も多そうなので、ちょっと対策を調べてみましょうかね…。

値段以上のクオリティ

という感じですが、総合的には値段以上のクオリティを感じました。

その特性による部分もあるかもですが、所持していた同価格帯のシールドよりも明らかに音の存在感が増したためです。

(Monster、Providence、あと価格帯が違うけどHOSA)

そしてノイズレス。

最高ですね。さすがオヤイデといった感じがします。

取り回し云々といった所で、こういう製品は音が9割ですからね。

あと地味に標準で付いて来るケーブルホルダーがありがたいです。

いつもサウンドハウスの30円くらいのやつを使っていて、まあこれでも不足はないですが、よりガッシリした良いホルダーが付いてきて嬉しくなります。笑

NEOのロゴが眩しいです。

まとめ

Oyaide Force’77G、いかがでしたでしょうか。

個人的には、下調べした上で狙い通りの買い物が出来たかなと感じていて、満足でした。

あと Force’77G を買って良かったなと思う点としてもう一つ、原音に忠実で劣化が少ないシールドに変えた事によって、元々がどういう音だったのかが見えやすくなったという点があります。

これによって音作りを詰めていく上での知見アップにもなった気がします。

たかがケーブル、されどケーブルといった感じですね。

お値段も意外と現実的ですので、導入価値高めです。

商品情報

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