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バンド活動や、バンドをやることのメリットでなんでしょうか?やりたいからやるでも全然良いのですが、バンドって実際やってみると結構面倒なので、それだけだと続かない可能性大です。今回は、私の経験からバンドを通じて得られるものについてまとめました。

ちなみに筆者、2019年で30歳になりますが、18歳頃からバンドをやっているので何気に歴12年…。一応、経験談を語るのには不足はないかと思います。

ではいってみましょう。

世界が広がる

まずは「体験」です。

私の中では、バンドの世界における体験が、自らの価値観を豊かにするのに大きく寄与することとなりました。

バンド活動の世界って、いわゆる「普通の」人生では殆ど触れることのない世界だと思います。

凄く端的にいうと、「俗世」と少しだけ異なる世界が広がっています。

(もちろん各々仕事とか家庭はあるわけなので完全に世間から切り離されているわけではないです。ここ重要)

いろんな出自、いろんな属性、いろんな職業、いろんな価値観の人が「音楽」という名のもとに共存・共生している世界。

特に私の場合、教育系の家庭に生まれ、進学校から国立大学へと進学…という少年時代だったのですが、そのような学歴社会というか、レールの上に乗って落ちないように上を目指すような世界に息苦しさを感じていた自分にとっては、それとは全く違ったバンドマンの世界は非常に自由かつ刺激的に感じました。

秩序を求める人にとっては異様な世界に思うかもしれませんが、「一般社会」がどこか見失っている、ある意味では人間が生きるということの本質に近い世界でもあると思います。

何のために生きるのか、どうやって生きるのか、そのために何をするのか、本当にやって良いことと悪いことは何なのか…。

普通に社会生活をしていると形に囚われて気付けない部分に気づけるというか、バンドの世界に浸ることで私はそんな体験をしました。

ジャンルによって世界は結構変わってきますが、共通して言えることはアンダーグラウンドほど面白いということかなと思います。

仕事力

残念ながらバンドをやっていると、スレテオタイプの固定観念を適当に押し付けられて、社会人としてはクソだと思われることもあります。

ですが実際は、バンドを動かすということの経験値は、仕事力の向上に繋がります。

具体的にはプロジェクトや案件の進行力、チームプレイ力などですね。

バンドを会社の仕事などのプロジェクトチームに置き換えて考えると、限りなく少数精鋭のチームになります。1人欠けたら止まりますしね。

これはどちらも経験しているからこそ言えるのですが、バンドを動かすことってスタートアップのベンチャーでゴリゴリ仕事を回しているようなレベル感に近いんです。

これって、大企業などの大きな組織の一員として何かするよりも遥かに大きな経験値が手に入ります。

バンドマンがバンドへの情熱を仕事に向けたら仕事で成功する可能性は高いと思いますよ。

私は会社員としても複数の会社を見てきましたが(転職歴が多いだけですが)多くの場合、会社員の仕事はバンドを動かすよりも簡単です。

仲間

なんだかんだ言っても、バンド活動最大の魅力はこれではないでしょうかね。

個人的にも、バンドは人が9割だと思っています。

私もそうなのですが、音楽が好きな人って、学校や会社などで偶然同じ環境で出会った周りの人と価値観が合わなかったりしませんか?

なにか、人生や社会に思うところがあって、アンダーグラウンドで自由な世界に魅力を感じていませんか?

バンドの世界って、大方はそういう人たちの集まりである側面があります。

そして且つ、音楽という共通の好きなものがある。

非常に、良き仲間を得やすい環境であると思います。

私自身も実際に現在の友人はバンド関係の繋がりのみですし、特にそれ以外は必要ないと思っています。

というかぶっちゃけ、バンド仲間自体も別にそこまで求めているわけでは無いのですが、良い仲間に出会えるので自然に気持ちよく繋がっている感じです。

もちろん、出会うヤツみんな良い仲間というわけには流石にいかないでしょうが、バンドをやっていなかったら絶対になかったであろう素晴らしい付き合いが出来ることは、何者にも替えがたい大きな価値なのではないかと思います。

ちなみに、音楽だけにフォーカスしたいなら1人でやったほうが効率的です。

▶1人バンドをやるメリットとデメリットについて

繰り返しになりますが、バンドは人が9割です。

まとめ

バンドって、限りなくやるメリットが薄いと言っても過言ではないほど面倒臭い活動ではあるんですが、今回挙げたような点もあるんです。

今回の話では、売り上げ、人気、ファンビジネス的な視点は完全無視していますが、ライフスタイルとしてのバンド活動にはこんな魅力があります。

(全く違う考え方で動いている人もいるとは思いますが)

特に、価値関係性や付き合いに関しては一生モノのリターンになるのではないかと思います。

私自身も、20代をバンドと共に過ごしてきたことが自分の人生設計に大きな影響を与えました。

これがなかったらどうなっていたかと思うとちょっと恐ろしいほど。もしかしたら抜け殻のように生きていたかも知れません。。

ということで結論としては、得られるものは意外と大きいです。

うまくハマれば、ではありますけどね…。でもバンドも捨てたもんじゃないです。

合わせてどうぞ

▶バンド活動って、正直言って非効率です。それでもやる理由

▶「バンド 辞めたい」という検索ワードに震えた話