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ドスパラのクリエイター向け BTO パソコン、raytrek LC-M を愛用しており、満足しています。DTM やデジタルな創作活動を行う際に良いPCは必須ですが、そのようなニーズを満たす選択肢の中でも非常にバランスの良い raytrek LC-M について紹介したいと思います。

raytrek LC-M とは

秋葉原の BTO パソコンショップ「ドスパラ」が販売しているクリエイター向けPCシリーズの1商品です。

BTO とは Build To Order の略で受注生産のことですが、パソコン専門店のオリジナル商品だと思っておけばOKです。一般的に BTO の強みとしては、電気屋に売っている大手電化製品メーカーのPCよりもスペックが高くて価格が安いことです。

クリエイター向けPCとはなんぞやという点ですが、クリエイターが扱うような各種ソフトウェアが快適に動かせるようにスペックなどをチューニングした商品、という解釈で良いでしょう。

そんなクリエイター向けのPCも正直まあピンキリで、色々なスペックのものが売られていますが、ドスパラの商品ではこの raytrek LC-M が一番バランスが良くてオススメだと思っています。

raytrek LC-M(レイトレック LC-M)Quadro 搭載パソコン(PC)
created by Rinker

raytrek LC-M の特徴

発売時期によって若干仕様が変わるというか、時代と共に高性能化しています(※)が、執筆時点(2019年9月)での基本的なスペックは概ね以下のような感じです。

  • CPU:Core i7 9700F
  • メモリ:16GB
  • グラフィックボード:Quadro P620

(※)時代と共に求められるスペックも上がってくるので、相対的なバランス感はあまり変わっていないと思います。

以下に詳しく解説していきますが、このスペック感こそが、DTM をするにあたって非常に丁度良い落とし所となっていると思います。

必要にして十分なスペック

Core i7 の CPU と 16GB のメモリ

Core i7 の CPU と 16GB のメモリという組み合わせ。

これは DAW を快適に動かすにあたって恐らく最も丁度良いスペックだと思います。

CPU もメモリもスペックが高ければ高いほど快適です。しかし現実問題としては、スペックを上げていくと価格が跳ね上がります。

かといってスペックが足りないと、動作が遅かったり、フリーズしたり、ノイズが乗ったりと、作業に支障が出てしまいます。

その落とし所として最もバランスが良いのが、この Core i7 と 16GB の組み合わせだと思うんです。

ついでにいうと Core i7 にも色々あるんですが、その時代の最新の raytrek LC-M に搭載されている Core i7 がまた丁度良い感じなんですよね。

Quadro P620

グラフィックボードとして搭載されている Quadro ですが、これは一言で言うとクリエイター向けのグラボです。

一般的にハイスペックグラボとしてよく見かける GeForce とは味付けが違い、安定重視になっています。

つまり DAW や動画ソフトなどを安定的に高速に描画するのが得意で、編集作業に向いているグラフィックボードということになります。

(一方GeForceはここ一発のパフォーマンスに強く、ゲーム向けの趣旨が強いです)

しかしまあ、だからといって、DAW の編集をするのにそんなに高価なグラフィックボードは必要ないですよね。

そこで Quadro シリーズのエントリーモデルである P620 あたりが、コスト的にも選択肢として丁度良いんです。

高いコストパフォーマンス

raytrek LC-M のお値段はマシンのみで約13万円ほどですが、これはコストパフォーマンス的に優れていると言えます。

まず第一に上述した通り、スペックの落とし所が非常に丁度良く、快適に使えるけど高額になりすぎない良い塩梅にチューニングされています。高くなりすぎないギリギリのラインを攻めている感じですね。

そして BTO パソコンの強み、というか自社ブランド製品一般に言えることですが、大手メーカー製品よりも諸々のコストを抑える事が出来るため、同じスペックを VAIO や Mac 等で求めるよりも安価になります。

DTM をやる上では他にも購入する機材が大量にありますので、なるべくパフォーマンスを出しつつコストは抑えたいですよね。

まさにそんな要望にピッタリな感じです。

拡張性もある

raytrek LC-M は、ドスパラの中ではミニタワーと呼ばれる、フルサイズより一回り小さい規格のデスクトップPCです。

とはいえ正直そんなに小さいとは思わないのですが、その分デスクトップパソコンの強みである、中身の拡張が可能です。

SATAスロットが確か4つくらい余っているので、ソフト音源のライブラリを格納しておくSSDや、その他素材や製作データを格納しておくHDDなどを内側から付けることが出来ます。

(外付けより内側から付けた方が動作が快適です)

カードスロットも4つくらい余っているので、より強力なグラフィックボードを付けたり、サウンドカードを付けたり(オーディオインターフェースがあるのでDTMerは使わないとは思いますが)することが出来ます。

もちろんCPUやメモリの交換も可能(メモリの空きスロットこそないですが)です。

更にパワーアップしたい場合や何かあった場合のパーツ交換なども自力で対応できるので、微妙に心理的安全性の担保にもなる感じがしますね。

また、Macと同じようにカスタマイズ注文が出来るので、購入時にお好みでパワーアップさせることも可能です。

デメリットは

個人的にはもう4~5年使っていますが、デメリットらしいデメリットは感じたことがないですね。

強いて言うなら、今どきデスクトップかよということでしょうか(笑)持ち運びは不可能ですね。

あとそれに付随してモニターは別売になります。逆にモニターは中古で安く買ってコストダウン、とかできるので悪くはないと思いますが。

モニタ以外の付属品(マウス、キーボード等)も付いてきますしね。

あとは Windows オンリーなので Mac 派の人にとっては選択肢にすら上がらないのかも知れませんね。(だけどその分安いんですけどね)

まとめ

以前にもデスクトップPCの選び方を紹介する記事で本機を紹介していましたが、今回改めて詳しく紹介してみました。

本当に「丁度良い選択肢」として気に入っていまして、愛機がそろそろ古くなってきたので買い換える際にもまた新しい raytrek LC-M を買おうかな、などと考えています。

※PCも機械なので経年劣化します。大体5年過ぎたらパフォーマンスが落ちてくるので買い替えを検討しても良いと思います。

まとめとしては、DTMをやる上でスペックを担保しつつコストを抑えたい場合のPCは、ドスパラの「raytrek LC-M」がオススメです!

商品情報

raytrek LC-M(レイトレック LC-M)Quadro 搭載パソコン(PC)
created by Rinker

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