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若い頃は自由な生き方をしていそうなバンドマンに憧れていました。しかしいざ実際に自分がバンドマンになってみると、必ずしも自由な生き方が出来るわけではありませんでした。

まあ、バンドマンにはバンドマンなりの色々なしがらみがあるわけですよね。どこの世界であっても人間関係が存在する以上は避けては通れません。

今回は私が経験したバンド活動の自由ではない部分を紹介したいと思います。

なお、私自身は執筆現在も好んでバンドをやってはいますが、やる条件はかなり絞り込んでいて本当に好きなものだけにしています。

予定を合わせるのが大変

学生時代ならまだしも、普段違う人生を送っている大の大人が、仕事の合間を縫うなどして5人位で集まらないといけないわけです。

これだけでもかなりハードルが高いですよね。

ハードルが高いというか、もはや普段から「予定を合わせに行く」ように行動をしていないと無理です。

いつでも予定を合わせに行けるように、取れる行動やスケジューリングがある程度縛られてくることがあります。

時間的な自由

まずこれは当然ですが、練習する時間が必要ですね。

で、上述の通り予定を合わせた上でスタジオなどに入るわけですが、当然その分の時間が縛られます。

例えばですが、平日に仕事をして土日に毎週スタジオ&隔週でライブ、みたいな感じだと、ライフサイクルが殆ど仕事とバンドだけで完結してしまって時間的な自由はほぼないです。

(特にスタジオが遠方で日曜の朝になった時などはかなりしんどかったです)

まあ若い頃はそれが楽しかったりもするんですけれども、年齢を重ねて家庭をもったりなどライフイベントが増えてくると途端に回らなくなってきます。

この辺うまく回しているベテランのバンドマンは本当に凄いです。

ブッキング選べない問題

ある程度名の知れた存在になってこないと、ライブのお誘いは断ってはいけないという暗黙の了解があります(笑)

(もちろん活動ジャンルやシーンと関係なさそうなものは断ります)

なぜそのような暗黙の了解が存在するかというと、誘いを一度断るとその後二度と誘われないから、という都市伝説的な噂がまことしやかに囁かれているからです。

まあ、半分本当ではあるのですが、その程度の関係性にしがみつかないとやってられないのか、というのはかなり絶望的に感じた部分でした。

最初のうちの下積みなら仕方がないだろという意見もあると思いますが、遊びですからねえ。。

そして、無理に予定を合わせにいって、上述の内容のループです。

金銭的な自由

バンド活動をするのにも機材や活動費等でどうしてもお金はかかります。

まあこれは人によりけりではあるのですが、バンドによって生活が圧迫される場合というのも勿論あります。

バンドマンって仕事よりもバンドに熱が入っていたり、私のようにサラリーマン社会や資本主義社会と相性の悪い体質の人間も一定数いる世界だと思います。なのでお金に関しては強くない人が少しだけ多い世界です。

個人的にも、仕事とバンドでライフサイクルが完結していた時期にはもれなく金銭面もそこで完結していました。

金銭面の圧迫は活動のモチベーションをごっそり奪っていく事があるので、極力生活に負荷をかけずにやれると良いですね。といっても上記の事情でなかなかそうも言ってられなくなるのがバンドの闇かもですね。

精神的な自由

これは時と場合によりけりではありますが。

バンドメンバーやイベンターや先輩バンドなど、誰かのエゴに合わせて気を遣う状況が発生する場合があります。

ガラの悪いバンドをやっているとヤンキーの世界そのものだったりすることも(笑)そうなると強烈な縦社会です。

こだわりの強すぎるメンバーに振り回される事とかもありますね(自分が振り回す側になることもあったので反省)

理解のあるメンバーや環境に恵まれるとそれこそ本当に自由で楽しいのですが、うまくハマらないと気を遣いすぎて疲れてしまったりということがあるかも知れません。

あくまで人間関係ですので。

まとめ

…とまあ、結構しがらみが多いんですよ、バンドって。

破天荒な生き方をしていそうでカッコいい!なんて若い頃は思うかも知れませんが、実際はかなり協調性などの人格がしっかりしていないと現実的にやっていくのが難しい世界です。

正直なところ、仮に音楽だけにフォーカスするのであれば DTMer をやっている方がよほど自由です(笑)

バンドの魅力っていうのはそういうのを乗り越えた先にあるんですが、乗り越えられるような環境に巡り会えるか否かはかなり運ゲーです。

なので、バンドをやっててなんか違うなと思ったら無理しなくて良いと思います。潔く DTM に転向しましょう(笑)

逆にもし今のバンド活動が楽しめている人は、今の環境に全力で感謝しましょう!

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