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曲を作ったり録音しているとき、音作りがどうしても決まらなくて沼にハマってしまうことってありますよね?そんなときは楽器の弾き方から見直してみると良かったよ、という話をします。

先日リリースしたこちらの曲を作っていた時にも、実はギターの音作りが決まらなくて何度も何度もミックスし直す沼にハマっていました。なのでその時の体験談を中心にお話ししていきたいと思います。

音作りが決まらない!

私がギターを REC して処理するときは、オーディオインターフェースからライン録音して、後から DAW 上で BIAS FX にて音を作り込む、という流れです。

件の楽曲を作っていた際も、いつものように録音して BIAS FX で音を作っていたのですが、なんかどうやっても音がしっくりこない…。

音作りのセンスが鈍ってしまったかな?と思って、前回の曲で使ったセッティングをまるっとコピペしてみても、なんか違う…。

(※こういうセッティングのコピペが出来るのが、ソフトで音を作り込むメリットではありますね)

一体何なんだ!?という状態が2週間ほど続いていました。

原因をいくつか考えた

なんで音が決まらないのかの原因を考えました。

1つは前述の通り、音作りが下手になってしまったと思って、以前のセッティングをコピペ。で、これはダメでした。

ではアレンジがまずいのかな?と仮説を立てます。音が決まらないときはアレンジに立ち返るというのは効果の高い選択肢だと思っています。

ベースやドラムやシンセなどとのバランスや帯域を調整したり、フレーズや混ざり方を調整したりして、こんなもんかな?と思って書き出し、後日聴いてみます。が、以前作った曲に比べて全然ショボい。コレも違う。。

ではグルーヴが取れてないのかな?と思って、録音したギター波形のタイミングをエディットします。しかしあまり変わらず。

しかしエディット中に気づきました。

「もしかして弾き方かな?」と。

原因は弾き方。ヌルっと弾いていた

ライン録音した波形をアンプシミュレーターを通さない生の音で確認していたら気づいたんですね。

なんか演奏に歯切れがなくてヌルヌルしているな、と。

思い返してみれば、間違えずに弾くことばかりを気にして、かなりソフトタッチで弾いていたなーと。。

激しいリフでもストラミングのニュアンス(弦を順番に弾いた感じ)が出てしまうくらい優しく弾いていたなーと。。

まあ結論としては完全にこれが原因でした。

このため、演奏自体は出来ていたものの、なんかどうあがいてもキレのないリフになってしまっていたんですね。

録り直したら解決した

ということで、シャキッとした演奏を意識して録り直したら、音作りもミックスもうまくいきました。

どういう演奏が良いかは曲によって異なりますが、私が作るような曲だと歯切れの良いピッキングを心がけると良いみたいです。

ずっと沼にハマっていたのに、こんな単純な原因だったとは。。ソフトウェアに気を取られすぎて手元がおざなりになっていましたね。

更に言うと、実は今回はダブルトラッキングにあたって2回録るのではなく、1回の録音データをコピペして違うアンプセッティングを通すことでダブルトラッキングしようと試みていました。

つまり、ダメな1本をコピペした結果、当初はギターの左右ともにヌルっとした残念演奏になっていたので、余計に微妙な感じだったんですよね^^;

ええ、その後結局2回録って左右に振り分けましたよ。下手くそが横着しちゃいかんということですな。。

まとめ

やっぱりエレキギターとはいえ生楽器を扱う上では、こういう弾き方や演奏のニュアンスといった部分にはしっかり気を使っていかないとダメだなと痛感しました。

ミックスにここまで影響するのか!?と少し驚いたりもしたのですが、これまでにも散々「録り音が大事」と訴えていたので、過去の自分のブログ記事を見て妙に納得した次第。。

やっぱり録り音がダメだと、その後の処理も全部ダメですね。

ちなみに私は打ち込みギターを併用して重ねていますが、打ち込みはあくまで厚みを増すためのサブといった感じなので、メインの録り音がダメだと一緒にダメになる感じでした。

もちろんベースに関しても同じことが言えます。私の場合はギターが下手なのでね…。

ということで、楽器を扱う DTMer の方は、ミックスにも影響するので演奏のニュアンスにも積極的に気を使っていきましょう!

自分への戒めも込めた備忘録でした。

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