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筆者自身30代となりバンドマン歴が長くなってきました。そんな私の経験からバンドを続けていく上で意識すべきことや、こういうバンドマンは長くやっているよ的な話をしたいと思います。

スケジュール管理

バンドとして動けるようにするためのスケジュール管理、とてもとても大事です。

ライブに出たりスタジオに入るのもそうですが、大の大人が5人くらい、仕事や家庭などの合間を縫って集まらなければいけないので、各々スケジューリングが出来ていないとまともに動くことすらままならなくなります。

年齢が上がるほどライフイベントや責任などが増えてきて難易度が上がっていくので尚更です。

逆に言えば、スケジュールの都合がつけられずにおじゃんになるバンドは掃いて捨てるほどいます。

健康管理

まあ、バンドマンなんて退廃的でオッケーだとは思います。酒や煙草や薬に溺れていてオッケーだとは思います。(法は犯さなでくださいね)

そういうところから生まれてくるクリエイティブや美学だってありますからね。

ただ、集まるべきところに集まれてやるべきことをやれる的、「活動ができる状態」である必要はあります。

経験豊富な人たちは健康に良くないものも「こっから先は支障が出る」というボーダーラインを分かってやっている感じ。もちろん脱落していく人もいますが…。

自分自身も実はうまく出来ていなくて難しいなと感じる部分でもあるのですが…。最近はパソコンワークで体がバキバキなのとの戦いですね…。

また耳栓をして耳を守るのも結構大事だったりします。

ワークライフバランス

バンドを長くやっていればみんな社会人ですよね。

これは何の仕事をしているかにもよる部分ではありますが、バンドと全く関係ない職に就いている人も多いと思います。

そういう場合、バンドや音楽に当てる時間を意識的に確保していかないと、生活に飲まれて自然とバンドから離れていく感じになりやすいです。

特にルーティン的な平日サラリーマンスタイルは思考停止的に毎日をこなす状態に陥りやすいので要注意。カルチャー自体のない世界なのも要注意。

私も20代中盤のときにそうなって音楽自体から離れていました。(そして無になったところでネットワークビジネスに勧誘されてしまいました

1つのバンドにこだわらない

ずっと同じ仲間と同じ音楽を続けられれば理想かも知れませんが、現実問題なかなかそうはいきません。

メンバー各々ライフイベントや心境・目的の変化などが人生を進めていく中で発生する場合がありますよね。当然離れていく人もいますし、それ自体は責めるべきことではありません。

しかし、続けていると仲の良いバンド仲間が自分のバンドのメンバー以外にも出来てきたりします。

例えばお互いのバンドの存続が怪しくなってきたときに、「新しいバンドやろうぜ」みたいな話が出るかも知れません。

そういった部分に柔軟であるほうが生き残りやすいと思います。実際シーンの中で色々渡り歩いている人って結構います。

マナー・モラル

私は、どちらかというとガラの悪いイカツイ感じのジャンルやシーンを好んでバンドをやってきました。

そんな世界でも長く続けている人って、見た目は怖くても実は礼儀正しい人が多くて、まあいろいろあったりもしますが根っこの部分では人格者な人が多いと感じます。

親しき仲にも礼儀ありとはよく言ったものです。

バンドってメンバーや対バン相手や箱のスタッフや見に来てくれる人たちとの関係性で成り立っています。そこのところを大事に出来ないと生き残れないとも言えますね。

アティチュード

パンクロックのレジェンド、The Clash のジョーストラマーの名言に「パンクはアティチュードだ」というものがあります。

バンドマンとしてどうあるべきか。どういう立ち位置で、何を貫くのか。

ここら辺について自分の世界や信念をしっかり持っている人、又は身近にそういう人が居ると良いですね。

無いといろいろとブレてしまいますし、ブレているととにかく色々と不安定なバンドというものを続けるのは難しくなると思います。

また、カッコよさ/ダサさにも直結しますね。

スタイル・ファッション

上記の続きって実は「パンクはアティチュードだ、スタイルではない」です。

が、恐らくこれって、「上辺だけ着飾ってんじゃねーぞ」とでも言いたかったんじゃないでしょうかね。流行ってくるとどうしてもそういう人が一定数現れますからね。

スタイルだけでアティチュードがないのは論外として、だけどアティチュードを体現するスタイルというのは大切だと思います。実際パンクロッカーってみんなおしゃれですし。

何を身に纏っているかって、心の持ちように絶対影響あると思うんですよ。少なくとも自分はそうです。

私が音楽から離れていたときって、服装は全身無難なプチプラ服でした。今も会社に行くときはそんな感じですが、その状態だと音楽やバンドのことってあまり考えられなかったりします。

長く続けていく中で心が離れていかないようにするためにも、然るべきものを身に纏う機会を無くすべきではないと思います。

ライフスタイルの一部であること

音楽やバンドがライフスタイルの一部であるべきです。

特に私の好きなハードコア系はそういう感じを推奨する風潮がありますが、ライフスタイルの一部だからこそ成せるカルチャーがあるわけです。

アティチュードやスタイルとも繋がっていますが、自分がどの世界の住人かをはっきりさせると良いです。

そもそもその世界に身を置いているからこそいつまでも続けられるというか。

関連する別の趣味を持つ

これはライフスタイルの一部であることの続きですね。

ライフスタイルの一部であるためにも、何かバンド活動に関連する他の趣味を持っていると良いと思います。そういう人ほど長く続いている印象。

例えば、サーフィンやスケボーなどのカルチャー的な繋がりのあるアクティビティとか、クラブ・DJ方面など別ジャンルの音楽とか、DTMでも良いと思います。直接関係あるかはわかりませんがラーメン好きやジロリアンも多いですね。笑

何に関しても言えることかも知れませんが、関連する枝を増やすことで幹が強くなっていく、みたいな部分もあると思います。

音楽やサブカルチャーへの愛

好きになれなくなったら、終わりです。

終わらせないために、音楽やバンドや関連するサブカルチャーへの愛をいつまでも忘れずにいたいです。

そのためにどうするべきかっていうのは人によって具体的な答えが違うと思いますが、とにかく「無い状態に慣れないこと」が大切だと思います。

ワークライフバランスの項でも書きましたが、仕事や音楽の無い生活に飲まれないことです。

バンドや音楽って無くても生きていけますからね。。

まとめ

いかがでしょうか。バンドを長く続けるために意識したいことをテーマに私の考えを書いてみました。

ちょっと精神論系が多めですが、結局は心の持ちようというか、そこが一番大事なのかなと思っていますね実際。

ブレたら終わりだし、好きになれなくなったら終わりです。

私自身が一度離れてしまった経験から感じたこととしては、離れていたときってまさにブレていたし、一度離れてしまうとそのままズルズルと遠ざかっていってしまうということです。

私の場合はかつての仲間が声をかけてくれたおかげで復活できましたが、現実的には一度上記のような状態になってしまうと戻るのは結構大変だと思います。

けどやっぱり、長く続けていて貫いているバンドマンって格好良いんですよ。社会や会社に流されずに自分の意志をしっかり持ってファンキーなことをやっている感じというか。

ちょっとダサい大人が多いのかなと感じる昨今ではありますが、格好良いベテランバンドマンでありたいものです。

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