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もはや定番ともいえる気がするフリープラグイン、Audio Damage の Rough Rider 2 を紹介します。バカな音になるバカコンプと言われるだけあって、極端な音が面白いプラグインです。

Rough Rider とは

Audio Damage というデベロッパーがフリーで公開しているコンプレッサーのプラグインです。現在のバージョンは2。

デベロッパーの名前がもうなんか強そうで最高です。

Rough Rider はフリープラグインなのでこれといった目玉機能もなくシンプルなコンプレッサーですが、音が非常に特徴的なんですね。

ちょっと公式の説明文を Google 翻訳したものを掲載します。ところどころ日本語がおかしいですが雰囲気は伝わると思います。

Rough Rider 2はモダンなコンプレッサーで、少し「ビンテージ」スタイルの噛みつきと独特の温かみのあるサウンドを備えています。ドラムバスに圧縮エフェクトを追加するのに最適で、シンセベース、クリーンギター、バッキングボーカルにも最適です。Rough Rider 2は、万能コンプレッサーではないことは間違いありません。リズミカルなトラックにポンプを追加する場合に最適です。

ヴィンテージライクな味付けをしつつもモダンなコンプで、ドラムに最適なのがわかります。そして公式に全然万能ではないと言っています。笑

「バカコンプ」の意味

GUI はモダンなセミフラットデザインでかっこ良いですね。普通に好みです。

しかしこの Rough Rider 、DTMer の間では通称「バカコンプ」と言われています。

バカみたいな音になる、ということでこう言われているのですが、言い得て妙。全く誰が考えたのでしょうか…(褒め言葉

Rough Rider を掛けると本当にバカみたいに潔く「パコーーーン」と抜けてくる音になります。加工感全開、コンプでぶっ潰してやったぜ!みたいな。

自然な音には一切なりませんのであしからず。

レシオも1000:1とかいうアホみたいな数値に設定できるのでやっぱりバカコンプです。

バカなんですけど、無茶苦茶な設定にしても崩壊せずに「加工サウンドだぜ!」って言い切れる感じが素敵です。

スネアに最高

これがパーカッション系に掛けるといい感じなんですよ。特にスネアですね。スネアがパコーンと気持ちよく突き抜けてくれます。バッカンバッカン抜けてくれますよ。

メロディ系の楽器に掛けると意味不明ですけどね…。

音質の傾向は、リダクションが弱いうちは、仮にもヴィンテージ系といっているだけあって太くなりつつ自然なサチュレーションがかかる感じになります。

この特性を利用して、既にある程度作り込んだスネアに対して仕上げで掛けても良い感じになります。

そして、潰し方を強くするほどバカコンプの本領が発揮されてパコパコになってきます。強く潰せば潰すほど派手になりますが、反面ローは細くなっていきます。

落とし所は好みといった感じですが、個人的なオススメとしては、生ドラム系のスネアには弱めにかけて太さを出す使い方、マシン系のスネアには派手にかけて思いっきり加工感とパコ感を出す感じです。

ダンストラックのスネアにガッツリ掛けが最高な感じがします。パラレルコンプしても良き。

逆に、それ以外の使い道はほとんどないですね!笑

まとめ

非常に派手な潰れ方をする「バカコンプ」こと Rough Rider を紹介しました。

なんというかいかにもフリープラグインらしい、一芸に秀でたタイプのエフェクターですね。

コンプで派手な音を作ること自体はどのコンプでも出来ることは出来るんですが、派手に潰せば潰すほどそのコンプ特有の色付けが強くなりますし、そのへんも加味しつつ気持ちの良い加工サウンドを自力で作るのって素人にとっては決して簡単ではないです。

Rough Rider はそういったことが簡単に出来るように設計されている感じですね。(そしてそれ専門)

プリセットを選んでちょっと調整するだけでド派手なコンプサウンドを作れます。

機能はシンプルでサイドチェインも出来ず、使い道はスネアくらいですが、スネアをパワーアップしたい時に導入検討してみてはいかがでしょうか。

商品情報

Audio Damage の公式サイトからフリーダウンロードできます。

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