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Plugin Alliance から Diezel のアンプシミュレーターが出ています!VH4 を購入してみましたので、早速紹介していきたいと思います。

Diezel のアンプシミュレーター

Plugin Alliance から、brainworx 開発の Diezel Amplification のアンプをエミュレートしたアンプシミュレーターが出ています。

PAでは以前から Mesa-Boogie や ENGL などのハイゲイン系の有名アンプのシミュレーターが出ていましたが、昨年くらいから遂に Diezel が登場しましたね。

Diezel Amplification といえば、メタル系ギタリストに愛され、最強のハイゲインアンプというイメージもあるドイツが誇るアンプメーカーです。

今回私が購入した VH4(のシミュレーター)は、実機はメタリカの James Hetfield が使用していることでも有名な伝説の名機です。

後発の Herbert のアンプシミュレーターも出ていますが、今回は Diezel の中でもクラシックな VH4 を選んでみました。

凄まじくヘヴィ

Diezel の特色といえば、非常に密度感の高い超重厚なヘヴィサウンドと、マーシャル由来のハイミッドのカラッとザクッとした抜けです。

モダンなモデルほど高密度のヘヴィサウンドに磨きがかかっていく印象ですが、VH4 は比較的バランスが良くザクザク感も気持ち良いモデルだと思います。

実際鳴らしてみた感じでもザクザク感が気持ちよく歯切れの良さがありましたが、それにしてもかなりヘヴィ。とにかく重い音が出ます。

所持している他のアンプシミュレーターのよく使うサウンドと比較してみても、重さ・低域の密度感がかなり違うんですよね。なんというか、強靭な体幹と低重心、みたいな…。

普段使っているセッティングにコイツを導入すると、良くも悪くもミックスが非常に重苦しくなります。こりゃ凄いや。

かつ、カラッとした感じもしっかりあって気持ちの良い抜け感もあるのが、やっぱり VH4 で良かったと思えるポイントです。

さすが brainworx の開発だけあって質感の再現度が非常に高いと思いました。

特徴的な UI も再現

上項と同じ画像ですが、、VH4 といえば特徴的な UI のフロントパネルです。

チャンネルが4つあって、数字が大きいチャンネルほどハイゲインになります。各パラメーターはそれぞれ斜めのラインで対応しています。

私のようなハイゲイン大好きマンが使用するチャンネルは基本的に CH3 か CH4 になりますね。個人的には1番強烈な CH4 でゲインをギリギリまで抑える感じの音作りが好きです。

また、各パラメーター、特に EQ の効きが非常に良いです。EQ の設定次第でぜんぜん違う音にできるので幅が広いですね。全チャンネル共通の Presence と Deep もかなり面白いです。Deep は上げると低域の存在感が増します。

リアパネルで詳細な設定が可能

リアパネルはこんな感じ。(拡大画像は公式で見れます)

ノイズゲートやフィルターの設定ができたり、IR Loader があったりします。ディレイまで付いていますね。

IR Loader は、標準で100ファイル以上のキャビネット IR データが収録されており、さすが brainworx でクオリティも高いです。もちろんバイパスして外部 IR を読むことも可能です。

また、Input Gain を突っ込むことで、擬似的にブースターをかましたような音にできるのも面白いです。

まとめ

brainworx 製の新しいプラグインということで、さすがにクオリティが高いです。

Diezel VH4 らしい音がかなりの質で再現されていると思いますし、やっぱり Diezel の強烈な重低音がプラグインで手に入るのが嬉しいですね。実機は凄く高価ですしね…。

詳細な設定項目や高品質な IR まで付いてきて、単体プラグインではあるもののこれを1つ買えば DAW 内での音作りが完結できるのも素晴らしいです。クリーンサウンドなどは色々エフェクターをかますことも多いと思うので BIAS FX のようなパッケージ製品の方が使い勝手は良いと思いますが、ハイゲイン用途ではホントこれ1個でOKな感じです。

また、BIAS AMP で音作りに迷った時など、このような高品質な実機エミュレートのアンプシミュレーターがあると非常に救われる感じがします。

最後に、Ola Englund 先生の紹介動画を貼っておきます。クオリティの高さがよく分かるかと思います。

製品情報

Plugin Alliance 製品なので、公式からのみ購入可能です。

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