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Waves バンドル製品に含まれているアンプシミュレーター、GTR3 を使ってみたので紹介します。今までなんとなくスルーしてしまっていたという方も多そうですが、その実力やいかに。

なぜ今 GTR3 なのか

私が陰ながら全力で応援している Yuuki-T (@project0t) 兄さんが GTR3 を取り上げていて、「そういえば触ったことなかったな、ちょっと触ってみるか」となりました…!

応援している方の動きってやっぱりエンハンスさせられますね。GTR3 もそうですが、最近 Waves のプラグインを良く取り上げていらっしゃって、それを見て私自身も改めて Waves の良さを実感している限りです。

悪く言えば2番煎じかもしれませんが、今回は自分なりに GTR3 を使ってみた感想を書きたいと思います。なにげに初めて使ったもので…。

Waves GTR3 とは

Waves 製のギター/ベース用アンプシミュレータープラグインです。

発売は2007年とのことで、今年でなんと13年選手。

単体でも購入可能ですが、Gold や Platinum など Waves 定番のバンドル製品に含まれているので、意図せず所持している方も多いのではないかと思います。

Yuuki-T 兄さんも言及していますが、Waves のバンドルってミキシング目的で購入する場合が殆どだと思うので、GTR3 はオマケで付いてくるような認識を持ちやすいですよね。強引な解釈をすればそのような DTMer にとっては実質無料とも言えます。

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GTR3 の特徴・使い方

プラグインを読み込もうとするとこのように選択肢がたくさん出てきて戸惑います。

アンプ単体・ストンプボックス単体・オールインワン・チューナー単体&Wavesあるあるなステレオ/モノラルとチャンネル数の違いで好きなものを読み込むことが出来ます。

このように選択肢が多いのは、CPU 負荷などを考慮して最低限のセッティングが出来るようにという配慮ではないかと思います。PC が今ほどパワフルでなかった時代の製品ですからね。

今回はとりあえずオールインワンの「GTR Tool Rack Mono/Stereo」を立ち上げてみます。ギターやベースのソースはモノラルなのでインプット側は Mono で良いでしょう。

Tool Rack の場合、立ち上げるとこのようにアンプ・ストンプ・チューナーのビューを切り替えられます。アンプは2つのセッティングを重ねることが出来る仕様ですね。「Link」を押して同じ(実質1つ)にすることも出来ます。

機能は Amplitube などと大差なくしっかりしていますね。あとは普通にアンプシミュレーターとして使用すればOKです。

収録モデルもそこそこあり、プリセットに関しては Waves らしくかなり豊富になっています。

アンプの UI が大きく変わらないので何がどのモデルなのかは良く分かりませんが、とりあえず PRS があって良い感じです。

音質は流石に最近の機種には敵わないが…

さて GTR3 の音質面の感想になります。

10年以上前の製品なので、さすがに音は最近の BIAS AMP や Toneforge や Plugin Alliance 製品やらのような高品質なアンプシミュレータープラグインには敵いません。

しかしそこまで悪くないんですよね。10年以上前の製品ってマジかよって感じで。

特にハイゲイン系の音は頑張ればそこそこのものが作れます。ベースも健闘していて派手さはないですがスムーズで安定感がありますね。クリーン系は渋めですが、ピタッとした収まりの良さがあります。

Wavesらしい音

決してハイファイではないけど使える音という感じで、非常に Waves らしいサウンドに仕上がっていると思います。

最近の高品質なアンプシミュレーターに比べると奥行きや立体感は確実に劣りますが、味付け濃いめでミックス馴染みの良い Waves 印のサウンドに仕上がります。ツマミもガッツリ良く効きますね。

例えるなら、キラキラした高級感はないけど化学調味料でしっかり味のついたジャンクフードのような美味しさですね。高級ステーキではなく二郎、みたいな。笑

ハイゲインのサンプル

普段やらないのですが、ちょっと鳴らしてみた音を掲載してみます。

以下の音源、右のギターに GTR3 (PRS_Supernatural + IR) を使用しました。左は BIAS AMP。ギターは左右とも打ち込みで Shreddage2 です。

ハイゲインサウンド、しかも打ち込みですが、頑張ればこれくらいは出来ました。

なおこの曲は別のバンド用のデモですが、そこはご愛嬌ということで…。

IR の使用を推奨

GTR3 のキャビネット部分は、キャビネットシミュレーターではなく専用の IR データを読み込むものになっています。

IR なので下手なキャビシミュよりもそれっぽい質感が得られるとは思うのですが、GTR 標準の IR はちょっと癖が強くて扱いにくいモノが多いというか、ハマらない時は全くハマらない感じがします。

なのでキャビネット部分はバイパスしてサードパーティの IR を読むという選択肢は考慮しておいた方が良いです。

私の上述のデモは迷った結果、BIAS AMP Elite でもお馴染みの Celestion 公式の IR を使用しました。下記記事のものですね。

まとめ

ということで Waves GTR3 を初めて触ってみたのですが、悪くないですねー。

ミキシング機材を買ったときのオマケ的な立ち位置になってしまっている面はありますが、逆に考えましょう。

どのみち Waves のプラグインバンドルって DTMer ならほぼ皆通る道ですし、それならくどいですが強引な解釈をすれば実質無料と言えます。笑

古い機材なのでメチャクチャ音が良いといわけではないものの、オケに馴染みの良く安定感のあるサウンドは、曲作りを全体で俯瞰した時に使いやすくて悪くない選択肢です。

始めのうちはアンプシミュレーターは買わずに Waves のバンドルを買って GTR3 で頑張ってみるというのも良いかも知れませんね。

商品情報

以下、Waves の主要なバンドル製品に同梱されていますので、ミキシング機材を揃えるついでに入手が可能になっています。

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