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こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。

It Might Get Loud Productions(現 Ugritone)からフリーで配布されていたパンクロック系ドラム音源、Anarchy Drumsを使ってみたので紹介します。

概要

It Might Get Loud Production というデベロッパーから出ているフリードラム音源です。元々有料だったみたいですが、いつからか無料に変更になった模様。

※その後、デベロッパー名は「Ugritone」に改名されました。

この Anarchy Drums は、スケートパンクを意識したドラム音源ということでパンキッシュな音色が収録されています。スケートパンクとアナーキズムって関係あったっけ?まあ細かいことは良いでしょう。

公式の参考音源はこちら。キットは1種類のみです。

音について

公式デモの感じそのままの音ですね。軽快でパコパコ、荒々しくバタバタした感じです。

このデベロッパーのドラム音源は全体的に似たような傾向でバタバタした感じの音をしていますが、Anarchy Drums はパンク系音源ということで特に軽めの質感で軽快さが際立っています。

音はもうこれだけ!という感じで、キャラクターがハッキリしています。作り込んで音色を変えることもあまり出来ないかなという印象。プラグイン内で音作りする項目とかも特にないですし、外部のプラグインを使って音を変えるにしても少し難しそうな音です。

アタック感はかなりシャキッとしていて、一方でバスドラムの量感はあまりないです。スネアはローカットするとかなり軽くなってしまうのでそのまま使うのが吉でした。

金物の質感は、表情つけるのがやや難しいかもしれません。ピースが多めでショット毎にMIDIマッピングも分かれているのでこの辺を駆使して作り込んでいく感じですね。ベロシティをちょちょっと調整してお手軽に、という感じにはいかなかったです。

モダンというよりはオールドスクールな音ですね。で、それをパキッとさせた感じ。モダンな音像のものが多い DTM 界隈では珍しい質感です。

なのでまともに使おうとするとオケから浮きやすく、使いにくさを感じやすいかも知れません。活かすなら敢えてオールドスクールだったり90’sアンダーグラウンド的な質感を狙いに行くと良さそうです。

操作性について

ミキサー画面でバランスの調整と、ルーティング設定画面で MIDI とトラックの設定が出来ます。

ルーティングは細かく設定できますが、最大トラック数が16なのでパーツが足りない。笑

ミキサー画面。

ルーティング画面。

ルーティングは細かく設定せずに使えるお手軽モードもありますが、音作りを追い込む音源ではないと思うのでそれで十分かも知れません。

まとめ

スケートパンクと謳っている通り、パンキッシュで軽快なドラムを鳴らすことのできる音源だと思いました。速いビートとかノリの良いビートはとても気持ちが良いです。

ただし出来ることはシンプルにそれだけなので、使い所はかなり限られること必至ではありますね。

結構気に入ったので時々使おうと思います。フリーなのも良し。

入手について

2020年1月現在、残念ながら入手先のリンクは消滅してしまい、恐らく廃盤扱いになってしまっているようです。

しかしこの Ugritone というデベロッパー、NYHC 系ドラム音源やオールドスクールブラックメタルドラム音源など、メタル界隈のマニアックなラインナップを取り揃えているので是非一度チェックしてみてください。

使用した音源はこちら

こちらの楽曲で Anarchy Drums を使用しました。参考までに視聴頂けると嬉しいです。

これから買うならコチラ

同じデベロッパーの似たような音源として、90’s Hardcore にインスパイアされた Riot Drums という音源があります。

テーマは(わかる人にはわかるレベルで)違いますがサウンドキャラクターは似ているのと、メルマガ登録をすることで $5 で買えます。