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こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。

ベース音源は「Trilian か MODO BASS の2択」的なことを述べられているのを時々見かけますが、決してそんなことはないですよ、という話をします。

Trilian か MODO BASS の2択とは??

「ベース音源は実質 Trilian か MODO BASS の2択になると思います」

誰だそんな適当なこと言ってるのは!?

…はい、昔の私です。。。😓

(まあ私だけではなさそうなのですが…)

要は知らなかったんですよ、それしか。他の音源を掲載していながらも結局良さが分かっていなかったというか。よく知らないで記事を書いていて申し訳ありませんでしたとしか言えません…🙇‍♂️

もちろん EZbass を入れて3択でした、とかそういう話ではないですよ。

Trilian と MODO BASS は確かに人気の音源で、ショップでピックアップされていることも多いと思いますし、ブロガーや Youtuber が個別の製品レビューをしていることも多いと思います。個人的にも特に Trilian は好きなので記事を書いています

しかしだからこそ、オススメ音源としてその2択ばかりが紹介されていても、ユーザー的にも「いや別に知ってるよ?」みたいな、あまり有意義でない情報になってしまいがちではないでしょうか。

この2音源の存在感が強すぎるが故に、他の選択肢ってないのだろうかと思って検索される方も一定数いるのではないかと思います。

というわけで、その2択じゃないよ、他の音源にも検討の余地が十分あるよ、という話をしていきたいと思います。

前提として、Trilian と MODO BASS が悪いと言いたいわけではありません。むしろ良い音源であること自体は間違いないと思いますので、その点は誤解のないようお願いできれば幸いです。

他にも良いベース音源は沢山ある

誰でも知っている、ないし誰でもちょっと調べればすぐに知ることが出来る Trilian と MODO BASS 以外にも、良いベース音源は沢山あります。

ただ、色々な良いベース音源の選択肢にたどり着くのには、ちょっとだけ難易度が上がるというか、経験値が必要になってくる部分があります。

(そもそも調べても出てくる情報が Trilian と MODO BASS ばかりですしね…)

だからこそ、色々な選択肢を示してあげるのがブロガーないし「オススメベース音源」的な記事の役目ではないかと思うのです。

ついでに言うと、Trilian と MODO BASS にもそれぞれ弱点やクセがあるので、その部分が合わない、しっくり来ない、という可能性もあり得ます。なのでやはり他の選択肢を無視するべきではないと思います。

総合型音源の弱点

Trilian と MODO BASS は、いわゆる総合型音源というもので、ジャンルやスタイルの隔たりがないように満遍なく色々なモデルが収録されている音源になります。

Trilian のサンプリング量は圧巻ですし、MODO BASS は物理シミュレートによって何でも作り出せるという代物です。

しかしその反面というか、総合型音源って要は広く浅くのタイプなので、特定ないし少数の用途やスタイルにフォーカスした音源と比べると、品質や扱いやすさの面で敵わない場合が割とあります。

また、色々入っている分、当然ですがお値段的にも割高になります。例えば初心者が初めて買う音源を検討する場合、他の機材も揃えなければいけない中でいきなりウン万円ってキツくないですか…?

そして何より、色々入っていてもその全部を使い倒すことって殆どないんですよ。

いわゆる職業作曲家というか、クリエイター業として様々なタイプの曲を作る方なら別でしょうが、そもそもベース音源を何買おうか迷っている初心者の方がいきなりその領域に到達できるはずもないです。更に言えばやりたい事がそことも限らないわけで。

例えば私のようにある程度決まったスタイルの音楽しか作らない場合、総合音源って9割以上は使わずに持て余すことになります…。

そんなわけで総合音源の弱点として、実は割高かつ使い倒せないかもという地雷が潜んでいたりします。誰もそこに触れない不思議…🤔

特化型音源にも目を向けた方が良い

だったら、最初からある程度用途に特化したものや特定の機種のモデリング音源を買って、必要になったら買い足していく…その方がお財布に優しく、クオリティも上げやすいかも知れません。

※ここでは、特定の用途に特化したものや特定の機種をモデリングしたものを「特化型音源」とします。

その可能性は常に意識するべきで、まずは総合音源…ではなくてまずは特化型音源…の方が良いんじゃないかな、と個人的には思うのです。

というか、特定の用途に特化した音源は、余程変なものを買わなければまず間違いなく、その用途においては総合型音源よりもクオリティが高いです。

大体どなたも、作りたい曲のイメージってあると思います。そのイメージに合う音源を選ぶのが実際のところ一番良い選択肢です。

例えば、参考にしているアーティストが使っているモデルと同じ機種のモデリング音源などですね。もっと具体的な内容を挙げるならば Djent 作りたいなら Djinnbass とかね。

ジャズベの汎用性

…と、ここまでなら何もベース音源に限った話ではないんですが、、ベース音源において「まずは特化型音源」を推す理由がもう一つあります。

エレキベースの世界には、全ジャンル全スタイルに対応できる、汎用性が超絶高い機種が存在します。

フェンダーのジャズベース(通称ジャズベ)というものなのですが、これ1本あれば大体なんにでも使えるという代物です。ジャズ専用ではないんです。

もし自分の作りたい音楽や用途がどうしてもわからなかったら、とりあえず「ジャズベをモデリングした音源」を買っておけば大体の用途はカバーできるんです。

では何がオススメなのか?

そんなわけで、当サイトの「ベース音源オススメ記事」では、私自身の得意分野を中心になるべく選択肢を提示していきたいと思っています。

記事はこちら↓

もちろん Trilian と MODO BASS も紹介はしています。有名かつオススメできないような音源では決してないので載せないわけにもいかないですからね。儀式みたいなものですかね。

まだまだ至らぬところも多くありますが、随時情報は追加していきますので、何卒宜しくお願い致します。

ちなみに個人的には Submission Audio 系を推してます。

さいごに

他の記事でも述べているのですが、いろいろ調べて可能性を広げ、自分にとってのベストを見つけて欲しいなと思う次第です。

色々なデベロッパーががこぞって良いものを開発している昨今、2択なわけがないですよね。まして Trilian なんてかなり昔からある音源ですからね。

そして何より、よく調べもせずに「Trilian と MODO BASS の2択」と述べている記事が溢れかえっていることによって、他の良質な音源が選択肢を狭められてしまう。これは由々しき問題だと思います。音源の開発者や販売者としても報われないですよね。

(私自身も以前はそこまで見えていなかったので反省の意を込めて…。)

正直に思うところになりますが、ここ最近、検索して出てくる記事の質が下がっているように感じます。だからこそ、薄い情報に惑わされずに本来求めている情報を得て欲しいなと、以前にも増して思うのです。

とはいえ私自身もまだまだなので、質の高い情報を発信できるように頑張っていきたいと思います。